懸賞の中には、キャンペーン商品を買うと、その場でくじを引いてアタリやハズレがわかるというタイプのものがあります。店頭で引いたカードの表面をコインなどで擦ってみて一等賞、二等賞といった印刷が出てくるスクラッチカードが典型です。景品をその場で受け取ることができることが多いのも特徴です。
このタイプの懸賞は、インスタントウィンと呼ばれています。消費者の射幸心を煽ってわくわくさせるところがあり、ついつい余計な買い物までしてしまったりします。
インスタントウィンの魅力は、何といってもその場で手軽に楽しめ、運がよければおみやげまでも手にすることができるといったところです。クローズド懸賞の一種になるため、景品類の上限額は10万円となっています。
インターネットを利用したインスタントウィンには、商品に付いているシールをはがしてその下に記載されているシリアルナンバーを見て、応募サイトのフォームに入力してアタリやハズレが判定されるというものがあります。大手の食品メーカーなどで多く採用されています。また、景品としては、着メロやゲームなどが多く、すぐにダウンロードできるようにされているものもあり、思わぬところで景品が手に入るという点では、手軽さを求める人には最高の懸賞といえます。
こうしたインスタントウィンは、個人情報やアンケートデータを集めやすく、後のデータの迅速な分析につながることから、サイトを運営する企業側もたいへん注目しています。サイトにアクセスしてもらうという狙いも達成しやすいことから、効果的な顧客の誘引方法といえるでしょう。