懸賞に当選した場合の景品として、現金や金券などが支払われることがあります。賞金もしくは懸賞金と呼ばれています。賞金や懸賞金が景品になるときは、たくさんの難しいクイズに答えたり難解なパズルを解いたりすることがまず条件になって、その上で抽選となるケースが多く見られます。
また、インターネット懸賞では、ルーレットやカードなど、運だめしと呼ばれるゲームによって当選が決まることもあります。
賞金額には限度額があり、オープン懸賞の場合は上限がなく、クローズド懸賞の場合は取引価額の20倍で上限10万円と決められています。懸賞キャンペーンで賞金を出すような企画をする場合は、限度額のほかにもどんな規制があるか景品表示法などで確認する必要があります。
賞金や懸賞金は、指定されたテーマで論文をまとめたりデザインを制作して、それを審査して出来栄えが秀逸であると判断された場合なども出されます。このような懸賞論文や懸賞デザインなどは、賞金額が大きいのが特徴です。一般公募による文学賞やデザイン賞などがこれに当たります。一般公募されず、特定の団体が個人の業績を称えて贈る賞は表彰という部類に入るため懸賞には含まれません。ノーベル賞から会社の皆勤賞にいたるまでじつに多彩です。
ほかに、警察から出される捜査特別報奨金というものも懸賞金といえます。指名手配犯や行方不明の人などを見つけた人、あるいはその身柄の確保につながる有力な情報を提供した人に与えられるものです。懸賞とひと口に言っても、運任せのものから目標にして苦労の末に手に入れるものまでじつにさまざまです。